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蘇州の秋は収穫の季節。食糧、果物、魚を収穫する喜びの中、美食を楽しみながら、団欒の中秋節を過ごす。古町である蘇州の河畔に散策、或いは秋の畑や山林などに寄ってみて、忙しくて充実な一日を体験してもオススメである。

盤門—古い祭月

盤門は蘇州古町の代表的な観光スポットであり、中国現存の水陸二つの城門が共存する建物である。古くから“北にあるのは長城の雄大、南にあるのは盤門の秀麗”という言い方がある。

中秋節になったら、盤門でお月見をしよう。 

盤門で行われる中国伝統な祭月の儀式は蘇州で中秋節を過ごすのに逃さないイベントである。その時になると、盤門の水上ステージで、古代江南祭月の儀式の演出が上演される。盤門に上り、お月見をするだけではなく、流灯体験、「灯谜」を解くことなど蘇州特色のある中秋節伝統民俗イベントに参加できる。

所在地：蘇州市姑蘇区東大街49号

行春橋―石湖串月を楽しむ

“石湖串月”は蘇州の西南方向の十八里というところの石湖にある、春秋時期呉と越の遺跡で、田舎風の景色が特色で有名な景勝地である。石湖風景区内は９つの穴のある古い橋―行春橋があり、名高い“石湖串月”を観賞する絶好地である。“石湖串月”は杭州西湖の“平湖秋月”、“三潭印月”、北京の“盧溝曉月”と一緒に四大お月見名所と称される。

旧暦の八月十八日になると、月は西空へ移動し、９つの穴のある行春橋は９つの“月”を水面に映し、“空に月一つ、水面に月が行列に”という“石湖串月”のなかなか見られない美景が生まれる。

所在地：蘇州市呉中区友新路333号

周庄―古鎮でお月見

「中国第一水の町」古鎮周庄の中秋節は、紅いランタンから花船の競技まで、水の町の風情があって、一見の価値がある。賑やかの雰囲気が好む観光客は“打連廂”（中国伝統的な踊り、踊る人はお金やベルで飾られている棒を振って軽やかに舞うこと）、“蕩湖船”（ボートを漕ぐ動きから作った踊り）など周庄伝統的な民俗演出。グルメが好きな方は万三餅、薫青豆、糖芋艿、水紅菱など蘇州式の風味がある。夜の時はお月見をしながら、中国初めて水の町の風景を舞台にしたショー“四季周庄”を観賞できる。そして、地元の月餅も是非味見して、流灯イベントにも体験してみてください。古きながらの周庄では、現代的なバー、カフェーとお土産店舗もある。

周庄南湖の秋月園はお月見の絶好地である。月が昇り、風のない水面は銀色に染められ、静かで綺麗。

所在地：蘇州市昆山周庄鎮全福路

月光埠頭―輝く湖の風景を楽しむ

蘇州の工業園区内の月光埠頭でお月見をするのもまた独特な体験である。月光埠頭は蘇州金鶏湖景区に位置し、長い呉の文化と現代化の蘇州風情が共存している。月光埠頭は上弦月のように金鶏湖の東北方向に位置し、ここでお茶、お酒、グルメを楽しみながら、月の景色を堪能する。

水辺にお月見をするのも良いが、埠頭から船を出して、金鶏湖でみる輝く夜景は一層綺麗になる。

金鶏湖のナイトクルーズは“ビジネス水上旅”の中の一つ特色ある項目である。豪華なショットになり、45分の中で、7.4平方キロメートルの美景が堪能できる。これは蘇州だけ体験できる特別なお月見である。

所在地：蘇州市呉中区水閣路