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2021-10-10
多彩、精彩、蘇州の秋

秋頃、蘇州の気温は程よく、景色はますます美しくなり、季節の食材も豊富で、まさに理想な旅先となる。

この季節は自分に心と体を癒す少しの休暇を与えよう。 “水上芸術都市”の蘇州は、そんなあなたの希望を叶えてくれます。

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蘇州は優雅な庭園都市、散策をするだけで気持ちを穏やかにさせてくれます。秋風が吹き抜け、パレットをひっくり返したような街中は秋葉と秋花で飾られ、澄みきった秋水が街を流れ、秋一色染められた蘇州はより一層優雅で美しい街となる。


樹山村ハイキング

6平方キロメートルの敷地を占める樹山生態村は高新区の陽山と鶏籠山に囲まれている。美しい自然風景とエコ食品は、樹山村の最大の見所である。樹山村はお茶、ヤマモモ、翠冠ナシの三宝で有名である。毎年2月に梨の花が満開で、雪のように真っ白で美しくて見切れない。山間を散歩して、静かで奥深い環境を味わって、異なった季節の特殊な境地を感じる。


道前街銀杏

秋が深まった頃、蘇州で銀杏を楽しめる最適な場所は道前街である。

道前街は蘇州市西部の古建築が建ち並ぶ街道で、かつて蘇州が明清時代(紀元1368年ー1911年)の政治の中心地であった。今は小さい橋と流れる川の優雅な景色と広い歩行者道となっている。

道前街の西は姑胥橋から、東は飲馬橋までの全街道の南側に銀杏が植えられており、秋には銀杏の葉が黄色になり、風で落ちた葉が道路一面に広がり、秋の雰囲気を存分に感じさせてくれる。

古い街並みと黄一色の銀杏街道が、まるで詩や絵の世界のようで、サクサクと落ち葉の上をあるくと非常に心地良い。

写真by:視覚中国

天平山紅葉

蘇州の天平山は中国四大紅葉の観光名所で、南京の栖霞山と並ぶ名所である。

天平山は蘇州の西部に位置し、紅葉祭期間中は“蘇州好行”というバスが天平山行きの期間限定路線を設け、快適な専用バスで観光エリアまで楽に行くことができる。

 

天平山には観光スポットや古跡が多く、山一面が紅葉に染められ、古典な雰囲気と奇石、泉などの自然風景が昔から人々に愛されてきている。

天平山の主な観光スポットは宋王朝文人学者の范 仲淹(はん ちゅうえん)(989年〜1052年)にまつわるものが多く、「天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ 」が代表的な彼の思想は昔から中国人に尊敬されている。


天平山には樹齢400年の楓や、近年に植樹された2000株の若い楓などが、大規模な楓林に作り上げ、秋が深まると山中のお寺や古建築、泉、奇石、古樹が互いに引き立て合い、美しい景色を作り上げ、秋の透き通った空気が心を癒やしてくれる。