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2022-06-17
蘇州の爽やかな夏のひととき

夏のお出かけには少しだけ思慮が必要だ。 どんなに情熱的な人でも、夏の過酷な日差しには太刀打ちできない。 そんな時は、蘇州の若者達のお気に入りスポットである、博物館、書店、アートストリートに足を伸ばしてみよう。一冊の本、一杯のコーヒー、一枚の絵画のそれぞれが貴方を魅了する。

 

リード:蘇州博物館(新館)

蘇州博物館(新館)は世界的に著名な現代主義建築の大家である。  実際の蘇州博物館は彼のこれまでの設計よりも多大な情熱を注ぎ、故郷の地、中国文化、様々な幾何学模様を設計に凝縮した。

蘇州博物館はまるで現代園林のようで、ここを訪れた人は展示品はもちろんの事、園林自体を楽しむ。 中国で蘇州博物館の評価は非常に高く---“博物館自体が展示品である”と言われるほど。 色彩、風格、構成など何処を見ても蘇州古典園林のエッセンスが散りばめられている。 

粉壁、灰瓦、屋根の軒、そしてロビーのガラス窓の外にある静水のせせらぎのすべてが、ここは江南、ここは園林で、ここは蘇州と伝えている。



リード:猫の天空の城(平江路本店)

この店名を初めて見た人は、まず宮崎駿の<天空の城ラピュタ>を思い浮かべるだろう。 この書店は若い夫婦が始めたコンセプト書店で、夫婦は大の宮崎ファンである。 店内で販売されている書籍は店主が選びぬいた作品ばかりで、小さなカードから、一冊の書籍、またバックパックなどの雑貨の全てが優しい生活感にあふれている。

もう一つの最大のサプライズは「猫の天空の城」には本当に猫がいる!あなたが本を読んでいる間に、机の上に小さな猫が飛び上がってきて、あなたと一緒に静かな午後の時間を過ごすかもしれない。

 

芸術・李公堤文化創意街区

湖畔ある李公堤の周辺には見どころが沢山、東方之門、水上観覧車、天井スクリーンショー、月光埠頭….芸術と現代ライティング技術の融合が、この古い湖に新しい息吹を吹き込んでいる。“book+絵本館”は子供に大人気で、大人にも心の奥にある童心を思い起こしてくれる:;3000平米の“3D美術館”は訪れた人にクリエイティブでアートな新体験を与えてくれる;また多国籍料理を楽しめるコーナーもあり、新しい美食体験も楽しめる。